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2025 .07.05
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今回も『アーサー王』を調べていきたいです。
前回の説以外にも違う説がでてきました。

[アーサーは民間伝承上の架空の英雄だった!!]

[アーサーは古のケルトの神だった!!]

の二つが新たにでてきた説です。
結局は実在していない状態になってきたのですがこれなら納得できそうです。

剣の一振りで590人の敵を殺害したとされている
などの事も英雄か神様だったら簡単にできるでしょう。

ブリトン人を率いてサクソン人の侵攻を撃退した人物
などもサクソン人の脅威にさらされていたブリトン人達にとっては、
戦に勝利した時などの英雄譚とすれば最高でしょうね。

そして『1ブリタニア列王史』『カンブリア年代記
に記載されている彼の称号は『』は使われていない。

その代わりに使われている称号は『戦闘指揮官』『兵士』が使われてます。
そうなると『アーサー王』の最初のページに出てきた
人物がモデルになってくる可能性が高くなります。
実在した人物も軍人さんが多かったからです。


1『ブリタニア列王史』
イングランドの聖職者・史家であるジェフリー・オブ・モンマスが書き上げた
アーサーの生涯を最初に一つの物語にした書籍。
ジェフリーは「オックスフォード助祭長ウォルターから貰った
[ブリテン人の言葉で書かれたかなり古代の本]をラテン語に翻訳したと主張」
しているみたいですが、
ジェフリーが色々な書物を参考にし『ブリタニア列王史』を書いているみたいです。


『参考にした書物』
[ブリトン人の没落] イングランドの※ギルダスが6世紀に書いた書物
※ケルト系キリスト教の高位僧知識深く文才に富んでおり
『賢明なるギルダス』などと呼ばれていた人物
[イングランド教会史] イングランドの※ベーダ・ヴェネラビリスが8世紀に
書いた書物
※キリスト教聖職者・歴史家・教会博士・正教会で聖人で
『尊敬すべきベーダ』などと呼ばれた人物
[ブリトン人の歴史] グウィネッズ国の司教エルフォッドの弟子の
ネンニウスが書いたとされている


その他
にも10世紀の[カンブリア年代記][王家の系図]などや
カンブリアの詩人達の詩からウェールズの民話[マビノギオンの物語]
や中世ウェールズの聖人伝など。 これらの資料(もっと沢山あると思います)を元に
『ジェフリー・オブ・モンマス』は物語を書き上げたとされてます。



色々と調べてみての結果ですがやはり

アーサー王は実在はしていない!!』です。

しかし、ここまで物語や彫刻や絵画の題材とされ
九偉人に数えられている人物です。

実在はしていないが存在はある!?

表現が上手くできないのですが、
実際には居なかったのですが人々には
居た事になっている・・・ですかね。

以上が今回の『アーサー王』についての調べです。
正直、歴史上の出来事がまったく解からなかったのです。
そしてせっかくここまで調べきたので
今度は『アーサー王伝説』を調べてみたいです。
伝説の方も断片的な知識しかないので・・・。



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