2025 .07.05
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2012 .11.23
では[三銃士]の作者「アレクサンドル・デュマ」の続きです。
『劇作家~小説家』 |
劇作家としての成功から新たな分野を開拓し始める。 当時、新聞各誌は連続小説を連載するようになった時期で これに目をつけ歴史小説を元歴史教師※オーギュスト・マケと書き始めたのです。 (※オーギュスト・マケは非常にフランス史に造詣が深い人物) |
『小説』 | |
1838年 |
『ポーリーヌ』 (Pauline) |
1843年 |
『ジョルジュ』 (Georges) |
1844年 |
『ラインの古城』 (Le chateau d′Eppstein) |
1844年 |
『コルシカの兄弟』 (Les Freres Corse) |
1845年 |
『王妃マルゴ』 (La Reine Margot) |
1845年 1846年 |
『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』 (Le Comte de Monte-Cristo) |
1845年 1846年 |
『赤い館の騎士』 (Le Chevalier de Maison-Rouge) |
1846年 |
『モンソローの奥方』 (La Dame de Monsoreau) |
1848年 |
『四十五人』 (Les Quarante-Cinq) |
1850年 |
『黒いチューリップ』 (La Tulipe Noire) |
『ダルタニャン物語』 | |
1844年 |
『三銃士』 (Les Trois Mousquetaires) |
1845年 |
『二十年後』 (Vingt ans Apres) |
1850年 |
『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』 (Le Vicomte de Bragelonne, ou Dix ans plus tard) |
『ある医師の回想』 (Memoires d'un Medecin) |
|
1846年 1848年 |
『ジョゼフ・バルサモ』 (Joseph Balsamo) |
1849年 1850年 |
『王妃の首飾り』 (Le Collier de la Reine) |
1851年 |
『アンジュ・ピトゥ』 (Ange Pitou) |
1853年 |
『シャルニー伯爵夫人』 (La Comtesse de Charny) |
連載作品がどれもベストセラーになり
毎夜毎夜の酒宴、豪邸「モンテ=クリスト城」を建築と |
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1847年 (49歳) |
王族のモンパンシエ公爵の庇護の下「歴史劇場」を建設する。 自分の作品を劇として上演し劇場運営でも大成功を収める。 |
『成功~晩年』 | |
1848年 (50歳) |
二月革命によってモンパンシエ公爵の庇護を失い 市民は革命後の混乱で劇場に足を運ぶ余裕がなくなり 劇場の経営は赤字の一途をたどる。 長年の派手な生活で貯金も使い果たす。 |
1851年 (52歳) |
裁判所からの破産宣告を受ける。 |
その後 |
一時ベルギーに逃亡する。 しばらくして債権者と折り合いをつけて フランスへ帰国することができた。 帰国後、新たなビジネスとして新聞を発行する。 そこで自分の作品を掲載するが、 以前の様な人気がでずにすぐに廃刊することになる。 |
1970年 (72歳) |
家族に見守られて亡くなる。 あれほどあった巨万の富は殆ど使い果たし 財産といえる物は僅かしかなかった。 |
なんとなくですが[三銃士]の作者って誰!?
という疑問から調べはじめました。
しかし一番驚いたのが、[三銃士]の作者と「モンテ・クリスト伯」の作者が
一緒だったという事です。
もちろんどちらも有名な作品なので、勝手に違う人が書いた作品だと
思い込んでいたのですね。
そして作者の成り上がり人間の典型的な行動が思わず笑ってしまいました。
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