[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『夏の七草』は二種類あるのです。
1.昭和の初め頃の 園芸研究家の勧修寺経雄が詠んだ和歌
「涼しさは よし い おもだか ひつじぐさ はちす かわほね さぎそうの花」
から選ばれた七草です。
名前 | 学名 | 分類 |
葦 (よし) |
Phragmites australis |
イネ科 ヨシ属 |
藺草 (いぐさ) |
Juncus effusus var. decipens |
イグサ科 イグサ属 |
沢瀉 (おもだか) |
Alisma plantago-aquatica var. orientale |
オモダカ科 サジオモダカ属 |
未草 (ひつじぐさ) |
Nymphaea tetragona |
スイレン科 スイレン属 |
蓮 (はちす) |
Nelumbo nucifera Gaertn |
ハス科 ハズ属 |
河骨 (こうほね) |
Nuphar japonicum |
スイレン科 コウホネ属 |
鷺草 (さぎそう) |
Habenaria radiata |
ラン科 ミズトンボ属 |
夏の水辺の代表的な涼を呼ぶ植物たちです。
流石は園芸研究家(現東京農大卒)ですね。
2.第二次世界大戦中に、戦時中の食糧難の
時節にも食べられる植物として
日本学術振興会学術部・野生植物活用研究小委員会によって
以下の7種類が『夏の七草』に選ばれた。
名前 | 学名 | 分類 |
藜 (あかざ) |
Chenopodium album var. centrorubrum |
ヒユ科 アカザ属 |
猪子槌 (いのこずち) |
Achyranthes bidentata var. japonica |
ヒユ科 イノコヅチ属 |
莧 (ひゆ) |
Amaranthus |
ヒユ科 ヒユ属 |
滑莧 (すべりひゆ) |
Portulaca oleracea |
スベリヒユ科 スベリヒユ属 |
白詰草 (しろつめくさ) |
Trifolium repens |
マメ科 シャジクソウ属 |
姫女菀 (ひめじょおん) |
Erigeron annuus |
キク科 ムカシヨモギ |
属露草 (つゆくさ) |
Commelina communis |
ツユクサ科 ツユクサ属 |
2つ目の『夏の七草』は風流とはかけ離れてます。
戦時中の食糧難の時に決められたのです。
選ばれた理由も、焼け跡にもたくましく成長して
全国的に何処にでも生息して沢山収穫できる。
しかし個人的な感想としては一つ目の
『夏の七草』が好きですね。
選ばれた野草も水辺で育つ涼しげな
イメージでまさに『夏の七草』で良いです。
今回は『七草』を調べてみたいです。
七草は1月7日(人日の節句)の朝に
七種類の野菜を入れて作ったお粥を食べる風習です。
日本では平安時代から始まり、江戸時代より風習として定着した。
江戸幕府の公式な行事にもなっていて、将軍なども
人日の節句をお粥を食べて祝った。
人日の節句は新年の最初の爪を切る日とされてます。
爪を切る前に、七草を浸した水に手をつけてから切ると
その年は風邪をひかないと言われています。
名前 | 学名 | 分類 |
芹(せり) Water dropwort |
Oenanthe javanica | セリ科セリ属 |
薺(なずな) Shepherd's Purse 「ぺんぺん草」 |
Capsella bursa-pastoris | アブラナ科ナズナ属 |
御形(ごぎょう) Cudweed 「母子草」 (ははこぐさ) |
Gnaphalium affine | キク科ハハコグサ属 |
繁縷(はこべら) chickweed |
Stellaria neglecta | ナデシコ科ハコベ属 |
仏座(ほとけのざ) Nipplewort 「小鬼田平子」 (こおにたびらこ) |
Lapsana apogonoides Maxim | キク科ヤブタビラコ属 |
蕪(すずな) Turnip |
Brassica rapa Brassica | アブラナ科アブラナ属 |
大根(すずしろ) Radish |
Raphanus sativus var. longipinnatus | アブラナ科ダイコン属 |
『七草囃子』
昔は[七草粥]の材料を前日の1月6日の夜に
この『七草囃子』を歌いながら七草をまな板の上で
49回(各材料ごとに7回)叩いて刻みます。
『七草囃子』の歌詞は
「七草ナズナ、
唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に、
セリこらたたきのタラたたき」
この歌も昔の人達は[唐土の鳥]を
「渡り鳥」と考えて「鳥は疫神を運んでくる」追い出す為に叩く
「渡り鳥」と考えて「穀物を作る上では害」 追い出す為に叩く
あとは「荊楚歳時記」と言う中国の民間最古の生活記録に載っている
「正月夜多く鬼鳥渡る」
この文面の「鬼鳥」を「唐土の鳥」として
この「鬼鳥」の羽毛が人家に落ちてると「災い」とされていて
外から災いを運んでくると考えられている。
すべての事に共通しているのが、
『七草囃子』は「鳥追い(不幸を追い出す)歌」
という事になると思います。
調べてみて色々と勉強になりました。
正直言って七草を全部言えなかったですし
調べてみて始めて画像ですべてを確認したのです。
「芹 なづな 御行 はくべら 仏座 すずな すずしろ これぞ七種(ななくさ)」
と覚えると良いみたいです。
『七草粥とは』
年頭に家族で『七草粥』を食べて一年の無病息災を願う行事
素敵な日本の行事ですね。
■7月の誕生石
■誕生日石 01/15 インド・スター・ルビー
02/23 ルビー
08/20 スター・ルビー
12/07 ルビー・ヘキサゴナル
12/15 ルビー・ナチュラル
■石言葉「熱情・情熱・純愛」
■ルビーはコランダムという鉱物に属しています。 赤色をしたコランダムをルビーと呼び、それ以外の色のコランダムが サファイヤと呼びます
■ルビーの語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス/(rubeus)」に 由来するだけあって赤系(ピンク~深紅)の石が多いです。 それぞれの産地によって色が変わってきます。
■モース硬度 9
■産地 ミャンマー
スリランカ
タイ王国
カンボジア
タンザニア
マダガスカル
色の名称 | 説明 |
ピジョン・ブラッド (鳩の血の色) |
最高級のルビーの色で濃い赤色。 産出の殆どがビルマからです。 |
ビーフ・ブラッド (牛の血の色) |
透明度が少なく黒味がかかったルビーです。 産出は主にタイ |
チェリー・ピンク |
透明度が高く、名前のとおりピンク系のルビー スリランカ産の物の事を呼ぶ |